オオゴマダラの一生

  

オオゴマダラは、マダラチョウ科で、羽には白地に黒のマダラ模様、羽を広げると15センチもある大型の美しいチョウで、愛好家の間では、”南の島の貴婦人”とも呼ばれている。
分布は、マレー半島からジャワ、ボルネオ、フィリピン、台湾等で、国内では食草のホウライカガミ(キョウチクトウ科)とともに喜界島が北限と見なされている。(町条例で卵、幼虫も捕獲を禁じています。)
        <喜界町観光ミニガイドより

自宅の庭先で3年前に植えていたホウライカガミに6月中旬ころからオオゴマダラが訪れて産卵が始まり、幼虫から蛹、成虫へと変化する不思議な形態を見せています。

    
      左:卵と幼虫誕生               右:食欲旺盛な幼虫

   
 左:前の日よりぶら下がっていた幼虫が、かすかに変色しモゾモゾ始める(7月15日8時38分)
 右:下になっている頭の方から蛹に変身(7月15日9時11分)
   9時18分には蛹化終了

   
 左:蛹になって約2時間ぐらいで見事な黄金色の蛹となりました。
   (7月16日現在蛹は12あります)
 右:翅の部分が銀色になってきた羽化前日の蛹(7月24日)

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7月26日 羽化
1 羽化寸前 06:18     2 羽化開始 06:18     3 06:19
4 06:20           5 06:23            6 06:34

蛹は毎朝6時前後に羽化し、約20分ぐらいで成虫の姿となりそのままジッとしていて、正午から午後3時ころにかけて何処ともなく飛び去って行きました。